LifeBoxというプロダクト

一年以上コツコツと続けてきた僕ら自身のプロダクトのクラウドファンディングがスタートしました。
日常+防災のyamoryが提案する携帯防災食のかたち。

LifeBox

Makuakeのページは、まぁ少し長いけど読んでみるとなかなか良いことが書いてあるんです。

防災って考えれば考えるほど生活そのもののことで、それはやっぱり人によって色々な考えがあると思うのだけど、このプロダクトは一つの仮説を形にしたものなんです。
で、これはその仮説の第一歩で、これが世の中に出回ることでさらにいろんなアイディアが出てくるだろうし、僕ら自身もどんどん進化させていきたいと思っています。

ご協力を、って言うよりも「自分の事だな」って思ったひとへ。

最終的には『国内からボウサイを無くしたい』という考え方で活動しているyamoryの岡本さんの見ている未来象を一緒に見てみませんか??





以下、せっかくなんで開発中にあれこれ試作したものの写真を並べておきます。
.。oO(これから自分のプロダクトを造ろうという人の参考に少しぐらいなれば幸いです)
LIFEBOXみちのり (1)
一番最初のワークショップ@sharebase納屋橋の時にレーザー加工機を使って数時間で造った試作。早速岡本氏に装着して数週間走り回ってもらった。



LIFEBOXみちのり (2)
当初はプレゼントで贈ったあと非常時まで開けない一回きりのコンセプトを探っていたので使い捨てでも耐久性のある構造を検討していた。


当時の中身は軽量コンパクトな汎用のビスケット系非常食。
これも持ち物に装着してテスト。
しかし、どれだけコンパクトにしようとしても中身が決まっているので限界が。。

LIFEBOXみちのり (3)LIFEBOXみちのり (4)LIFEBOXみちのり (10)LIFEBOXみちのり (11)LIFEBOXみちのり (5)
トキワランバテック様の協力で木質系の材料を色々とテスト。

LIFEBOXみちのり (6)
箱の形状をそのまま樹脂に置き換えてみたり。。
ルナクラフト様に3Dプリンタで出力のご協力をいただいきました。



LIFEBOXみちのり (7)
木箱はどうだろうとか。。
その後もあれやこれや、コンセプトの軌道修正やら内容を詰めたりしながらその都度それにふさわしい持ち運び方&ケースを試行錯誤。。



これは一度収束させて自己評価しないといけないな、ということで
パイロット版を製品としてごく少数造ってみた。
その結果、やはり普段も食べられる中身にすべきとの結論に。

食べ物である以上小さくするには限界があるし
日常生活での機能をUPさせないと持ち歩かなくなるのでは、と。


LIFEBOXみちのり (8)
HANDさんのクッキー系グラノーラに出会い、ここでようやく構成が決まった。
岡本氏とイメージスケッチを何度もやり取りし、自分たちも含めたターゲット層が持ちやすいものを探り、「お菓子の弁当箱」のイメージでデザインを進めた。
今のメンバー全員が集合、SNSも駆使して毎晩毎晩密なディスカッションで開発が進む。。


LIFEBOXみちのり (9)
ボブ氏が合流して鞄の外に付ける際のレザーカバーも良い感じに。



という感じで大まかな写真をならべてみたけど
最初は手紙つきカロリーメイトみたいなものをカバンや持ち物に装着するイメージで始まったものが変化して今の形になったのがハード側の流れです。
そこにはいくつかの理由があって、ざっくり言うと
・純粋に非常時用の物は最初良くてもだんだん持ち歩かなくなる
・非常時用の物を携帯しただけで「日常×防災」と言えるのか??
・当初想定の3年の持ち歩き使用に耐えるレベルの容器は使い捨てするにはもったいない
・持ち歩いている様子が物々しく、サバイバルを想起させる感じにはしたくない。
・事前に中身がどんな味なのか知っておきたいはず
・そもそも美味しいものを食べたい


などなど、みんなでディスカッションする中で変化させていき、今に至る。
ちなみにこれはハードのお話。


ソフトのお話はyamoryの様々なボウサイワークショップにご参加いただければ色々と得られるものがあると思います。

2015.06.06追記
今回は私たちの力不足でクラウドファンディングは不成立に終わりました。
応援、シェア頂いたみなさま、本当にありがとうございます。
このチームでのLifeboxコンセプトの追及は引き続きしぶとく続けていきますので今後ともよろしくお願いいたします。

くろかわ

ボンネビルEV 進行

モビテック様のボンネビル、EVチャレンジプロジェクトはスケッチの段階を経てクレイモデルによる立体化作業が進んでいます。
(デザインの情報が一部解禁になりました。)

機密部分をカモフラージュしてありますがスケッチの一部はこんな感じです。
基本的には長くて低くて力強いバイクです。

モビテック様EVボンネビルチャレンジプロジェクト、スケッチのイメージ

モビテック様EVボンネビルチャレンジプロジェクト、スケッチのイメージ

そして、瞬間的な高性能以上にボンネビルでの激しい環境の変化に対応し、勝負できるチャンスを増やす工夫が込められています。

モビテック様EVボンネビルチャレンジプロジェクト、スケッチのイメージ

モビテック様EVボンネビルチャレンジプロジェクト、スケッチのイメージ

モデリング作業はFULL GAINの古川氏がメインでライダーのマルマスモーターサイクルラウンジ水谷さんも加わりものすごい速さで進んでいます。

フルゲインの古川様

フルゲインの古川様

マルマスモーターサイクルラウンジの水谷様

マルマスモーターサイクルラウンジの水谷様

昨日は一部要件変更の検討mtgでしたがzeezoon青島さんもお忙しい所急遽駆けつけてくださり、それを見てうっかり手を動かしたくなった私や居てもたってもいられないモビテックの数名の方も含めたみんなで賑やかな作業となりました。

どんなPJでもそうですが、必死に3Dで検討してもやはり実寸モックに跨ってみて初めて分かることはたくさんあり、楽しい時間はまだまだ続きます。

フルゲイン
http://www.fullgain.jp/

マルマスモーターサイクルラウンジ
http://www.mie4speed.jp/

zeezoon
http://zeezoon.blogspot.jp/2015/01/blog-post_29.html

新プロジェクト ボンネビル

久しぶりの更新です。
愛知県のエンジニアリングカンパニー、㈱モビテック様のEVバイクプロジェクトをお手伝いさせていただくことになりました。

モビテック様では以前から技術チャレンジとしてEVバイクの研究をされてきましたが、その一環として2015年にボンネビルへの参戦をされます。
ボンネビルは映画「世界最速のインディアン」の舞台にもなっているモータースポーツで、アメリカ合衆国ユタ州の塩湖の一部である260平方キロにも及ぶ巨大な塩の平原で速度を競うものです。(モビテック様のブログにて現地視察の写真が見られます。)

アメリカ ユタ州にある広大な塩の平原ボンネビル・ソルトフラッツ

アメリカ ユタ州にある広大な塩の平原ボンネビル・ソルトフラッツ

目指すは世界最速となるわけですがそれのためのメンバーも強力です。
カウリング他車体の外装パーツはMiraiマン島TTのEVでご一緒させて頂いたzeezoonの青島さんが、ライダー兼開発アドバイザーをしてはご自身もボンネビルでのレコードをお持ちのマルマスモーターサイクルラウンジの水谷さんが参画されています。

先日は未来輪業のオフィスで打ち合わせがおこなわれました。
強力なモーターと大容量のバッテリーを長いホイールベースに積んだ構想図は通常のオートバイとはかなり異質な雰囲気で、デザイン的に未来的にもオーセンティックにもいかように振っても根本的な魅力が揺らがないエネルギッシュな塊でした。

(株)モビテック北村様、田井中様、zeezoon青島様とのmtg

(株)モビテック北村様、田井中様、zeezoon青島様とのmtg

また、桑名のマルマスモーターサイクルラウンジにもお邪魔して水谷さんにお話をうかがいました。
天気も含め運も結果を左右する事になるボンネビルならではの事情や、その中で確実に勝負のチャンスをつかんでいくための車体づくりなどの貴重な情報を頂きました。
水谷さん自身もクレイで造形をされるということでこの赤いレーサーもかっこいい!

2000APS-PGクラスの「赤いレーサー」

2000APS-PGクラスの「赤いレーサー」

今回のEVも世界最速のバイクにふさわしいデザインをつくりあげていきます。
今後の展開をお楽しみに。。

くろかわ

小型電気自動車のデザイン

ミニモ社に合流して電気自動車のデザインに関わらせていただきました。
神奈川の株式会社FOMMという気鋭のEVベンチャーで
社長の鶴巻氏はトヨタコムスの開発に深く関わってこられた方です。

そのFOMM社の最初のコンセプトモデルであり、
ごく近い将来の量産車へのステップがこのConcept Oneです。
FOMM_C1_02

超小型モビリティを少し上回るぐらいのサイズに大人4人が乗れるという高密度なパッケージングと、販売予定地域であるASEAN域で多い洪水に対応し、24時間水に浮くという能力を持っています。
FOMM_C1_05

私は主に各ディテールとインテリア周りを担当しましたが、かなり特徴的な機能をより楽しんでもらえるように遊び心ある造形で表現しました。
この車が新しいモビリティの扉を開き、さらなるつながりを生み出し続けることを願って。
FOMM_C1_15

もう少し詳しくまとめたのもはこちらからどうぞ。
(まだときどきごそごそ書き換えていますが。。)

くろかわ

セローマスターのトリッカー

セローマスターからこんな写真をもらった。。
セローマスター2014

セローにてオフ走行テストしてもらってる疾走器官ショートフェンダー、
いつの間にかトリッカーに装着されていてビックリ!!
取り付け方法聞かなくっちゃ(笑

(あ、いちおう、FRP製なので今のところオンロード専用としてます。。)

セロー250&XT250X用デカール

今考えているものはぜんぶできました。
こんどは何にいたずらしようかな~
共通デカール完成3

 

サイドのハニカムパタンのグラフィックデカールも微調整が完了して完成!
共通デカール完成9 共通デカール完成8

 

 

 

 

 

こんな風にかっこよくしたい方はぜひぜひノーマル車の外装デカールをひん剥いてこいつを貼って未来輪業仕様にしちゃってください。
抜き文字なんでちょっと気をつける部分はあるけれど、空気抜きがすごく楽なシートを使っているから施行だって自分でできちゃいますよ。

共通デカール完成7 共通デカール完成6 共通デカール完成5 共通デカール完成4 共通デカール完成2 共通デカール完成1

あと、ちかぢかこういうカッティングデカールをどうやって造るのかのワークショップをしてみようと思っています。浜松市のTAKE SPACEという非常にMakersなところで。
まだ規模はとっても小さいけど、Makersの本場米国の工房群の視察もしてきて本気の場所です。

他に考えているアイテムもここのCNCを借りてマスターを造ろうかと画策中。。
(ペースアップせな。。)

250TR用デカール

いつも遊ばせてもらっている浜松のペペモーターサイクルスさんが250TRを推し推しなので、なんだか楽しくてその推し推しに加わってみました。
ノーマルのサイドカバーに貼るシルバーカーボン調シートのデカール。
250TR用デカール5
250TR用デカール7

車体がかなりいじってあるので狙いも際立ちすぎな感がありますが(汗
とりあえず、二種類作ってみました。

1.パンチ穴風
金属製サイドカバーのパンチ穴をイメージしたもので見てもらった野郎にすこぶる好評ですが、一方の女子サイドからは「ドット柄でかわいい」と真逆な認識されています(ニヤリ
250TR用デカール4 250TR用デカール3

 

2.ゼッケン風
こちらは素直にサイドゼッケンのイメージで。文字は絶対にハミ出させるのが宜しい。。
貼る位置を微妙に変えることで違った印象も出せるサイズに造ってあります。
250TR用デカール6 250TR用デカール2 250TR用デカール1

値段は最初のうちは手頃に1,890円税込でいきます。
気になる方はペペさんにお気軽にお問い合わせくださいませ。

カーボン調デカール販売スタート(じわじわ編)

かねてより開発中のかっこよいカーボン調デカール。
XT250X用は完成し、セロー250用ももうすぐ完成します。
セロー250デカール①
  
  
ラインナップ完成間近なので販売サイトでの通販を(じわじわ)スタートします。
本業の隙をみては在庫を切り出しているので来週中にはすべての作品を購入可能にします。
(タンクデカールとシラウド先端、ブラックアウトセットは既に多少在庫有りです。)
販売サイトはこちら
  
  
ご覧のとおり、販売サイトにはBASEを利用しています。
一度つくってみたのもの放置状態だったのだけど、ちょっと見ない間にずいぶん機能が充実してきました。まだ個別送料が設定できないなど多少の難点もありますが、圧倒的手軽さでカッコ良いデザインのwebショップをつくれてしかも無料なのでweb素人/造形畑の自分としてはとってもありがたいです。
wordpressでこのサイトつくるのですらけっこう苦労してる有様。。

こういうサービスは自分でものを造って世に問いたいという僕らの後押しになってくれますね。
考えることと造ることは一流でも売る事に関して手段を持たないので発展していけないという例はたくさんたくさんあったし。。
面白いものがこれから今まで以上に沢山出てくることでしょう!
  

まぁ、この未来輪業もそんな楽しいクリエイティブな世の中を構成する一つにしていくつもりなので応援よろしくお願いします。僕もそんなまだ見ぬ仲間を応援しますで。

カーボン調デカール

開発中のカーボン調デカールがだいぶできてきました。
完成済みのXT250X用のものに加えてセロー250用が進行中です。
セローデカール全景2

 

最近ラインを引いた分はもうほとんどできていて周りにもけっこう評判がいいです。
派手な絵柄のグラフィックも悪くはないんですけど、こういうシックで大人なデカールの選択肢があってもいいですよね。というか、単純に自分がこういうの好き。。
セロー250デカール⑦

 

現在はサイド用のグラフィックデカールセットを仕上げている所です。
まだちょっと改善点があるけど、やるべきことはクリアになった。
ラインやヘキサゴンパターンにゼッケン風の処理、、サイドのグラフィックだけは少しスポーティー度を上げていきます!
共通デカール⑦

 

写真だと判りづらいんだけど、艶ありブラックのボディの上にマットなカーボン調シートを貼った時のトーンの違う見え方って渋くてカッコいいんですよー。
共通デカール⑥

詳細は作品ページをちょっとずつ改良しているのでこちらへ。。

ショートフェンダーレビュー①

疾走器官ショートフェンダーのモニターになって頂いた方からレビューを頂きました。
デザインを気に入られてのご購入でしたが、機能的にもご満足頂いているそうで嬉しいです。
モニター画像1
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東京都八王子市 M様(仮称)

   
取付は純正フェンダーを外して周囲を清掃する時間も含めて30分あればできました。
付属のナイロンワッシャーはビス径にマッチしているので無くす心配は少なくなります。

ショートフェンダーとヘッドライトカバーの間に若干隙間が出来ますが気になる方は市販の黒スポンジ(ウレタン)を間に挟み込めば見えなくなります。
私のXT250Xは取付後しばらくはアイドリング時にビビリ音が発生していましたが1ヶ月程使用すると馴染んだみたいでビビリは発生しなくなりました。
これもウレタンで隙間を埋めれば対処できると思います。

走行に関しては120キロまで出してもハンドルのブレは発生しませんでした。
(車体の個体差はあると思います)
風切り音の変化も純正と比べて気になる事もありませんでした。
ブレーキング時のノーズダイブが軽くなった気がしますしシャープな感じでコーナーへのアプローチは取り易くなった気がします。

デザインが気に入ったから購入したわけですがフェンダーからテールまで綺麗に流れるスタイルに惚れています。
よくありがちなモタード仕様の汎用のフェンダーとは違いXT250Xとセロー250専用にデザインされているので後付けの感じが全くしないのが取付後に納得できます。

FRPの品質も社外カウルの様な安っぽさは感じられず、高水準の仕上がりに驚かされました。

取り付けた上でキャリアを外してみると改めてXT250Xのデザインの良さに惚れる事ができます。

写真
モニター画像2 モニター画像3 モニター画像6 モニター画像7 モニター画像8

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M様にはリアフェンダー上面に貼るデカールも装着頂いています。
黒車に黒カーボン調のデカールは艶の有無によるトーンの違いが効いてカッコいいです。傷んだリアフェンダー天面へのリフレッシュに是非使って頂きたいです。

モニター画像4モニター画像5

これを機会にショートフェンダーとキャリアレスでXTX本来のシルエットを楽しんでくれる人が増えると嬉しいですね。
街中にカッコいいXTXが一台でも多くなりますように。。

M様、どうもありがとうございました!!