久しぶりの更新です。
愛知県のエンジニアリングカンパニー、㈱モビテック様のEVバイクプロジェクトをお手伝いさせていただくことになりました。
モビテック様では以前から技術チャレンジとしてEVバイクの研究をされてきましたが、その一環として2015年にボンネビルへの参戦をされます。
ボンネビルは映画「世界最速のインディアン」の舞台にもなっているモータースポーツで、アメリカ合衆国ユタ州の塩湖の一部である260平方キロにも及ぶ巨大な塩の平原で速度を競うものです。(モビテック様のブログにて現地視察の写真が見られます。)
目指すは世界最速となるわけですがそれのためのメンバーも強力です。
カウリング他車体の外装パーツはMiraiマン島TTのEVでご一緒させて頂いたzeezoonの青島さんが、ライダー兼開発アドバイザーをしてはご自身もボンネビルでのレコードをお持ちのマルマスモーターサイクルラウンジの水谷さんが参画されています。
先日は未来輪業のオフィスで打ち合わせがおこなわれました。
強力なモーターと大容量のバッテリーを長いホイールベースに積んだ構想図は通常のオートバイとはかなり異質な雰囲気で、デザイン的に未来的にもオーセンティックにもいかように振っても根本的な魅力が揺らがないエネルギッシュな塊でした。
また、桑名のマルマスモーターサイクルラウンジにもお邪魔して水谷さんにお話をうかがいました。
天気も含め運も結果を左右する事になるボンネビルならではの事情や、その中で確実に勝負のチャンスをつかんでいくための車体づくりなどの貴重な情報を頂きました。
水谷さん自身もクレイで造形をされるということでこの赤いレーサーもかっこいい!
今回のEVも世界最速のバイクにふさわしいデザインをつくりあげていきます。
今後の展開をお楽しみに。。
くろかわ