ショートフェンダー製作記その11

さて、前回からすこし間があいてしまいましたが製品を発売できるようすこしづつ進んでいます。


まず、ゲルコートの欠けてしまった部分をタッチアップ。
固まるまで一日おいておきます。

 


次の作業日、固まっていることが確認できたらペーパーで水研ぎしていきます。
もうすっかり水が冷たい季節になってしまいましたね。。
今回は形状が複雑だったのもあって離形に使った二種類の材料のうちポリビニール系のものの筋が結構残ってしまったので、荒目に240番から始めます。

表面が滑らかになるまでゴシゴシ、次は600番とだんだん細かくしていきます。
日が暮れるまでゴシゴシ。


さらに細かい番手のもので研磨していきます。
スポンジにビニール状のヤスリを貼り付けて使うものを使います。
これも荒いものから細かいものへ順番に。。

 


そして、水研ぎの段階が済んだらコンパウンドをかけます。
これも荒い目のものと細かい目のものとを順番に。。
ここまで細かくした段階で今まで気が付かなかった磨き傷に気が付くこともあり、その部分はペーパーの段階に戻ります。
行きつ戻りつ。。
ときどきちょっとイラっとしたり(笑


そうしてようやく光沢のある型面に辿り着きました。
ただ、しっかり厳密に見ていくとまだ多少の粗があります。
そこは今回の製品が主に塗装用のベースとして販売する予定なので良しとします。
(ゲルコートの肌のままでは今回の形状の美しさがあまり出せませんので。。)

世間のFRP製品では黒ゲル仕上げでも鏡面みたいにピカピカのものとかありますけど、あれはとても丁寧に時間をかけて磨きこんであるんですね~。
型から抜いてトリミングした後にも研磨している物もあるとか。
改めてやってみてわかる事は沢山ありますけど、どれもコツコツとした努力の積み重ねで成立してるんですね。知れば知るほど諸先輩方には本当に頭が下がります。