Bonneville Motorcycle Speed Trials 2016 ④

今年のEV-01Aは残念ながら記録を残すことはできませんでした。
初日の転倒を経て損傷した車体を修復して臨んだ現地での二度のテストランにおいて
国内で悩まされた200km/h高速域での車体の振れが再発し、アタックを断念したためです。
20160901


以下のモビテック公式ブログにその経過が詳細に掲載されています。
EVバイクプロジェクト~vol.34 Bonneville Motorcycle Speed Trials 2016(その6)
EVバイクプロジェクト~vol.35 Bonneville Motorcycle Speed Trials 2016(その7)
EVバイクプロジェクト~vol.36 Bonneville Motorcycle Speed Trials 2016(その8)

大きく重い車体を持ち発進時に最大トルクが発生するというEVならではの特性が
ダートのようなソルトフラッツの路面状況と相性が悪く、初日の転倒につながりましたが
モビテックチームの皆さんと水谷さんはものの数日でそれを乗り越えて再びスタートラインに
立つところまで行きました。
recept_mobitec2016

高速域での車体の振れが再発したのが何故なのか。
転倒で車両は空中で一回転していますし色々なディテールは考えられますが
そもそも現在の車両の特性として振れが起こりやすいのでしょう。

色々な切り口から実際の路面を走行するデータが取れたでしょうから
きっと来年のボンネビルでは全ての課題を解決したマシンで記録に挑めると思います。
このような素晴らしいプロジェクトに参画させていただいた事に感謝します。

今後の私が開発にどう関わっていくかはまだ決まっていませんが、
口頭レベルでは来年に向けても引き続きというお話を頂いているので
今以上の空力性能と今回明らかになるだろう外装関連の塩対策、それから
ライダーの負担軽減策などを解決するデザインをしていきたいと考えています。
UP_mobi (42)

余談ですが、今回のような時には普段以上にインターネットの存在をありがたく感じます。
メールとブログのおかげで日本にいながら現地で戦っているチームの皆さんの情報を得ることができ、心配で眠つけぬ夜がありつつもそれなりに楽しむことができました。

デザインという自分の仕事だと完成してしまえば現地で出来ることはないのですが
苦労しながらも楽しそうに闘っている皆さんの姿を見ていると、次回は自分も現地に飛んで
ソルトフラッツの塩の上を歩いてみたいなという思いが強くなりました。

また、本プロジェクトを応援頂いている皆様にいろいろなところで温かい声をいただきます。
いつも本当にありがとうございます。

黒川

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