EV-02 進行中 3

mobitec EV-02のデザインについてもう少し続けます。

先回のスケッチを見て気付いた方もいると思いますが
開発スタート時はまだ車体が長く、EV-01相当の全長でした。

それをモビテックの皆さんが寝る間を惜しんであっちを削り
こっちを配置換えして、現在の長さにまで短縮したのです。


Rrタイヤで合わせて直接並べるとコレぐらいの差になります。
EV-01系は重心が後ろに寄りすぎていて操案を満足させるのに
苦労したのですが、今回は普通のスーパースポーツに近い位置に
持ってくることに成功しています。

中身を見ると分かるのですが、、

バッテリーやコントローラーなどの基本的な部品は
EV-01の時から変わっていないので、相当工夫しながら
レイアウトを詰めていった事がうかがい知れます。

その再レイアウトの進行もこちらでの空力デザイン作成と
同時進行だったので、行きつ戻りつが結構ありました。

例えば、内機を余裕をもって包んでいたはずの意匠面から
後で追加されたステー類がはみ出す事が判明したり。。

他にも、、

ハンドルとレバーのクリアランスは織り込んであっても
ケーブルの取り回しが当初の予想通りにいかず
改めてクリアランスを取り直したり。。

少しでも空力性能を高めたいので
基本形状に更に形状を追加する事になったり。

この部分はフォークの上下とステアリングの左右で
大きく可動する部分でもあり、どういった形状が
ベストなのか、サイズの割りに悩まされました。

どれも短期間の集中的な案件ではよくある事なのでそれを見越したスケジューリングと予算立て、加えてモデルリングの手順も後からの修正を事前に少し考慮しておく必要があります。

この辺りはデザイナーによって色々な工夫の仕方があって面白いところですね。

 

黒川

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