EV-01にはトラブルが発生しており、一部基板を交換したり、バッテリーセルのトラブルに対応しているようです。
また、到着前日に嵐が来て相当量の雨が降ったそうですが今のところMike Cookは中止しない、という事を宣言しているとのことです。
しかし、ご存知のようにモビテック チームの皆さんと水谷さんは既に幾多の問題を乗り越えてボンネビルに臨んでいます。

EV-01の開発自体にも様々なハードルがありましたし、参加する予定だった大会「AMA Land Speed Grand Championship/Bonneville Motorcycle Speed Trials 2015」がコースコンディション悪化のため開催キャンセルになった場面もありました。
急きょ、水谷さんの不休の尽力でストリームライナークラスがメインとなっている「Mike Cook’s Bonneville SHOOTOUT」への参戦が奇跡的に決まりました。
その「Mike Cook’s Bonneville SHOOTOUT」もストリームライナーが走るほどのコースコンディションは得られず「Cook’s FIM/AMA Speed Trials」と名前を変えて縮小した形で行われることになりました。しかし、EV-01のクラスは走行可能です。
きっと道は開けるでしょう。

また、先日安城市にて行われた壮行会にてモビテック代表取締役社長の長尾氏から「今年の結果がどうであれEVプロジェクトは続けていく」とのお言葉を頂きました。
私も今回の実戦で得られるはずの内容を元に更に優れたマシンの開発をお手伝いさせていただきます。

引き続き、世界最速のEVバイク プロジェクトへの応援をよろしくお願い致します。
くろかわ